2005 こころの健康セミナー 家族と精神保健2

 「家族の弱体化」や「家庭なき家族」がいわれて久しいなかにあっても、人々は家族としての営みをやめることはありません。5月に開催しましたこころの健康セミナーでは、家族のライフサイクル、家族機能、家族の危機など、基本的な問題を取り上げました。今回は「家族と精神保健 II」として、前回のセミナーを踏まえ、家族の精神的健康問題の発生の予防、家族機能の回復、家族メンタルヘルスの向上など、その具体的方法について解説します。前期を受講された方はもちろん,今回はじめて参加される方にもご理解いただける内容です。

《 対  象 》 原則として3回とも出席できる方で、
・家族の精神保健について学びたい方
・地域における精神保健活動に関心がある方
・その他メンタルヘルスに関心がある方
《 会  場 》 香川県社会福祉総合センター 7階第二中会議室
高松市番町1−10−35  TEL 087-835-3334
《 主  催 》 マインドファースト(かがわ精神保健連盟)
《参 加 費 》 テキスト代2,000円(3回分)が必要です。
納入方法は返信ハガキでお知らせいたします。
《申 込 み 》 定員50名。
受講ご希望の方は往復ハガキで10月14日までに(必着)下記へお申し込み下さい。多数の場合は先着順。
受講決定は返信ハガキでお知らせいたします。
《申込み先》    〒761-0121香川県木田郡牟礼町牟礼3720-238マインドファースト
《問合せ先》 TEL087-845-1715(夜間のみ)または090-2828-7021
マインドファースト 「こころの健康セミナー担当」

《スケジュール》
日 時 テーマと内容
10月21日(金)
18:30〜20:30
I.「家族とメンタルヘルス」 講師 中添和代
家族の中で起りがちな精神的不健康問題の予防と家族のこころの健康づくりについて、わかりやすく解説します。
10月28日(金)
18:30〜20:30
II.「家族機能とストレス」 講師 白石裕子
家族機能の変調に伴う家族のストレスとその対処法について、具体例を交えて解説します。
11月4日(金)
18:30〜20:30
III.「家族の危機と回復過程」 講師 花岡正憲
家族は、それぞれの歴史を歩む過程で訪れる危機にどのように向きあえばよいのか、参加される方とともに考えてみたい。

《講師プロフィール》
中添和代:        保健師、精神保健福祉士、助産師、看護師
専門分野・・・子どもの虐待防止、精神障害者の地域生活支援

白石裕子 看護師、臨床心理士
専門分野・・・統合失調症の認知療法、不登校・軽度発達障害(ADHD、アスペルガー症候群など)児への支援

花岡正憲 精神科医
専門分野・・・家族療法、精神分析的精神療法、統合失調症再発防止のための心理教育、コミュニティワーク


《託児》
託児ご希望の方は、お申し込みのハガキに、ご利用日、お子様の人数と年齢をご記入下さい。
お一人につき1回500円が必要です。


香川県社会福祉総合センター
  ◆コトデン瓦町から徒歩約10分     
  ◆JR高松駅から徒歩約15分
香川県社会福祉総合センター地図




 子ども、親、夫婦、老い、障害、仕事など、人はそれぞれの事情の中に生き、それぞれの事情の中で傷つき、心の不健康状態をきたします。今日ほど、心の健康が求められる時代はないのではないでしょうか。

 精神的健康の増進、精神的不健康や障害の発生予防、福祉の向上のためには、地域社会の多くの人々の理解と協力が不可欠です。このような趣旨のもとに、マインドファーストは、2003年10月から、すべての人が地域で生き生きと暮らしていける社会の実現めざして活動を行っています。マインドファーストは、メンタルヘルスユーザー、家族、臨床心理士、精神保健福祉士、看護師、保健師、医師などからなる団体です。

 会の名称であるマインドファースト(MindFirst)は、「こころが一番」「なによりもこころの健康が大切」という意味です。

                                    http://www.mindfirst.jp/

後援:高松市・香川県社会福祉協議会・香川県臨床心理士会・毎日新聞高松支局・四国新聞社
この事業は「四国労働金庫社会貢献活動助成金制度」の助成金によって運営されています。



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