|
今の日本は強い者はさらに強く,富める者はさらに富む社会になってきているように思います。このような状況の中で,社会不安が増長されてゆくのは必至でしょう。自殺者が7年連続で3万人を越える中,ようやく国は自殺対策基本法(仮称)制定に向けて動きだしました。
厚生労働省は,都道府県と政令市に対して,相談体制などの充実をはかるよう通知を出しました。しかし,法制化が実現したとしても,現状では,都道府県レベルにおいて実効性が上がる活動拠点や人的資源が確保できるかどうかは疑問です。
この社会問題への「官民一体の取り組み」を単なるスローガンとして終わらせることなく,どれだけ生活者の視点に立ったネットワークを根づかせて行くことができるかどうか,いま私たちの地域力が試されようとしています。
わたしたちMindFirstの目指すものは,いわばPeopleFirstのライフラインでもあります。その構築に向けては,新しい枠組みのもとに,多くの人々の参加が求められます。今年度は相談事業をはじめ,すべての活動において,会員や協力者の輪を広げてゆくことに真剣に取り組んでゆきたいと考えています。
|
あなたはお子さんのストレスが気になりませんか
週刊誌タイム3月27日号に,アジアのこどもたちのストレスに関する特集記事が掲載されていました。わが国でも,「ゆとり教育」が見なおされようとしています。あなたの子どもさんのストレスが気になる方は,ホームページの更新情報「あなたのお子さんのストレスは?」を開いてみてください。 |
|
|
|
月11日(火),2006年度第1回マインドファースト定例会を香川県立保健医療大学で行いました。今回は主に「会員メーリングリスト」の使用方法について話し合いました。メーリングリストは登録すれば誰もがその登録者全員にメールが送れるという便利なものではありますが,その使い方によっては個人的な内容が多くの人に伝わったり,文章上の誤解からのトラブル等のリスクがあります。マインドファーストではこのようなトラブルを回避するためのルール作りを行うことになりました。会員の皆様が,気持ちよく使え,有意義なメーリングリストになるよう今後十分に検討を重ねていきたいと思います。(Y.S) |
定例会のご案内 |
開催日時:毎月第2火曜日 18:00〜20:30
会 場:香川県立保健医療大学 研究室
香川県高松市牟礼町大字原281-1
参加方法:非会員の方の参加も歓迎いたします。
会場等の都合で日時を変更する場合がありますので,
あらかじめ事務局へご確認ください。 |
|
マインドファーストでは,メンタルヘルスの向上を図る事業をおこなうため,一人でも多くの方のご協力を必要としています。メンバーになっていただける方は,(1)氏名 (2)住所 (3)電話番号 (4)E−メールアドレス(メールでの連絡をご希望の方) (5)正会員,賛助会員,団体会員のいずれかのご希望の旨をご記入の上,事務局へご郵送下さい。随時電話等での入会も受け付けております。
会費は年間,正会員3,600円,賛助会員は一口2,000円,団体会員は5,000円です。 |
|
|
|
|
|
|
編集後記:自殺対策は国と自治体の責務として自殺対策基本法が制定されようとしています。「自殺企図の疑いのある者を知った者は,誰でも,その者について必要な保護を都道府県知事に申請することができる」といったますます死にたくなるような通報制度が設けられないことを願っております。(H) |
|
|
|
|
|
|
|