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マインドファーストは,2003年10月に市民グループとして発足し,これまでメンタルヘルスに関するセミナーの開催や,ブックレットや本の出版などの活動を行ってまいりましたが,このたび,その活動を更にパワーアップさせ,社会的認知を得るために特定非営利活動法人(NPO)の認証申請を行うことにいたしました。
現在会員数は15名とまだ微々たる活動体ではありますが,8月29日,NPOとして活動していくための第一歩でもある「特定非営利活動法人マインドファースト設立総会」を開催できましたことは,マインドファーストにとって記念すべきランドマークとなりました。こうしたNPOに向けての取り組みは,わたしたちマインドファーストが活動体の非営利性を再確認するとともに,その活動の公益性について社会的理解を広めていくきっかけになるものとして,大変意義深いものと考えます。
近い将来,NPO法人格を取得し,マインドファーストの使命であるトータルメンタルヘルス(人々それぞれのメンタルヘルスの向上)を推進していくために,今後とも皆様のさらなるご協力とご理解をお願い申し上げます。 |
マインドファースト事務局長 白石裕子 |
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2007年世界精神保健連盟世界会議のご案内 2007年8月19日から23日までの5日間にわたり,WFMH(世界精神保健連盟)世界会議が香港で開催されます。この会議は2年に一度WFMH主催で開催されるもので,世界各地からユーザー,支援者,専門家などが集い,今日的メンタルヘルスの課題について,包括的な視点から報告や議論が行われます。今回のテーマは,「メンタルヘルスに与える文化の影響:東洋と西洋の出会い」です。諸外国の人々とネットワーキングや意見交換を行う上ではまたとない機会です。
詳しくはhttp://www.wmhc2007.comをご覧下さい。 |
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月8日(火),香川県立保健医療大学において2006年度第5回定例会を開催しました。今回は,4人の参加があり,先日,瀬戸内海放送で放映されたニュース番組の特集「精神障害者の社会復帰の現状」のビデオを見て,感想を述べたり,フリートークで過ごしました。番組でアナウンサーが「私たちに何が出来るか?」「地域の人が理解する」「当事者,家族が話しやすい環境をつくる」と締めくくったことに対して,例会参加者からは,なによりも本人の退院に対する気持ちの把握が大切であり,退院に対しての不安がある場合,本人をエンパワーする働きかけも必要ではないかという意見が出ました。(T.F) |
定例会のご案内 |
開催日時:毎月第2火曜日 18:00〜20:30
会 場:香川県立保健医療大学 研究室
香川県高松市牟礼町原281-1
参加方法:非会員の方の参加も歓迎いたします。
会場等の都合で日時あるいは会場を変更する場合
がありますので,あらかじめ事務局へご確認ください。 |
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マインドファーストでは,メンタルヘルスの向上を図る事業をおこなうため,一人でも多くの方のご協力を必要としています。メンバーになっていただける方は,(1)氏名 (2)住所 (3)電話番号 (4)E−メールアドレス(メールでの連絡をご希望の方) (5)正会員,賛助会員,団体会員のいずれかのご希望の旨をご記入の上,事務局へご郵送下さい。随時電話等での入会も受け付けております。 |
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編集後記:精神科病棟を改装した「退院支援施設案」が浮上しています。世界一多い精神科病床の見かけ上の数は減りますが,諸外国ではすでに脱施設化が完了している時期に,わが国では看板を架け替えて新たな施設収容政策がスタートしそうです。(H) |
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