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マインドファースト 理事長 則包和也 |
皆様,明けましておめでとうございます。2007年の年頭にあたり,ご挨拶申し上げます。
マインドファーストが設立されて,はや4年目を迎えることになりました。昨年はマインドファーストが特定非営利活動法人として認可を得た記念すべき年となりました。これも会員をはじめ皆様からのご支援とご協力のお陰です。これまで,一市民団体として活動を継続してきましたが,これからは法人として責任ある立場で活動をふくらませていきたいと考えます。
そのために,“今マインドファーストに求められているものは何か”について,常に敏感であるという姿勢を大切にしていきたいと思います。本年も,すべての人が地域で生き生きと暮らせる社会の実現を目指し,私たち会員一人一人が知恵を出し合い,協力して活動を行ってまいりますので,これからも皆様のご支援をお願いいたします。
最後になりましたが,皆様にとって2007年が実り多い年となることをこころから祈念いたしまして,年頭の挨拶とさせていただきます。 |
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2007年1月19日,高松市国分寺保健センターにおいて,平成18年度第2回初期精神病地域支援サービス関係者会議が開催されました。この会議は,2004年度に高松市国分寺地区で始まった「初期精神病地域支援サービス事業」に基づき継続保健事業として行なわれたものです。国分寺地区の開業医,民生委員,学校関係者,訪問看護師,保健委員等9名のメンバーに加え,高松市側からは3名のスタッフが参加しました。マインドファーストへは,助言者としての出席が求められました。
会議では,2004年度と2005年度の本事業に関する高松市側からの実績報告の後,精神病の早期発見と回復に関する意見交換と各関係機関が抱える現状と課題に |
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ついて情報交換が行なわれました。今回は,若年者に精神病の前兆と思われる症状が見られた場合の対応に加え,機能不全家族への支援,最近の児童・思春期問題の捉え方などにも話題が及び,今日,保健・医療・福祉分野においてメンタルヘルスへの関心が高まる中で,それぞれの現場の知恵と努力で取り組みが行なわれつつあると感じた次第です。
国分寺地区で着実に根づきつつあるこのネットワークを今後どのように生かし,さらにその輪をいかに広げて行くかが課題といえるでしょう。(M.H.) |
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月8日(火),香川県立保健医療大学において,2007年最初の定例会が開催されました。今回は集まった方々の近況報告や新しい年の抱負などを中心に話し合いました。今年は以前からの懸案であった相談業務の早期実現が最優先になっております。NPOとして動き始めたばかりですが,お気軽に定例会に参加され,日頃感じておられるメンタルヘルスの様々なことを話し合いませんか。(Y.S.) |
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マインドファーストでは,メンタルヘルスの向上を図る事業をおこなうため,一人でも多くの方のご協力を必要としています。メンバーになっていただける方は,(1)氏名 (2)住所 (3)電話番号 (4)E−メールアドレス(メールでの連絡をご希望の方) (5)正会員,賛助会員,団体会員のいずれかのご希望の旨をご記入の上,事務局へご郵送下さい。随時電話等での入会も受け付けております。 |
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編集後記:厚生労働大臣の「産む機械」発言が問題になっております。少子化問題に関するリテラシー(学識・教養)が乏しい男性の発言が,女性を傷つけたという見方もできますが,メンタルヘルスに関するリテラシーも男女差が大きいことを日常の仕事の中で感じることが少なくありません。今年もよろしくお願い申し上げます。(H) |
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