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2月19日,高松市男女共同参画センターにおいて,マインドファ-スト相談事業プロジェクト会議が開催されました。
本プロジェクト会議は,2005年8月から定期的に持たれていたものですが,諸般の事情から昨年9月以来中断しておりました。相談事業は,マインドファーストの主要な事業の一つで,今年度は,相談部門の開設に向けて予算化もされております。
こうした中で,このたびマインドファーストがNOPの認証を取得し,その公益的役割がこれまで以上に求められるようになりましたことからも,一日も早い相談事業の開始に向けて本プロジェクト会議を再開したものです。
当面は,グループカウンセリングとそれに伴う個別相談を行なっていく予定ですが,現在,相談拠点と相談員の確保に向けて,最終的な詰めの作業に入っている段階です。
なお,とりわけ相談事業の質に直接関わってくる相談員の資質要件につきましては,マインドファーストが定める認定基準と育成計画に基づき担保していくことがすでに決まっております。(M.H.) |
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昨年の11月号でもお知らせしましたとおり,香川県内の精神科病院に入院していた女性が,入院中に行方不明になり,約4年後の昨年9月10日に,白骨化した死体となって病棟の床下から発見されたことが報道されました。このような事実があったことは,適正な精神医療とメンタルヘルスケアを必要としている人たちの人権への配慮という点からも,看過できるものではありません。
マインドファーストでは,精神医療に対する一般住民の不信感と精神医療を必要としている人たちの不安やスティグマ(差別・偏見)の解消に向けて,本件の原因の解明と今後の再発防止に関わる関係者の見解と対応を明らかにすることが必要であるとの判断にいたりました。 |
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こうしたことから,当会は,2月16日,香川県知事,香川県議会議長,日本精神科看護協会香川県支部長,香川県精神医療審査会会長の4者に対して質問状の提出を行ないました。回答期限は3月28日ですが,回答内容につきましては,後日何らかの形でご紹介したいと考えております。(M.H.) |
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月13日(火),香川県立保健医療大学において,定例会が開催されました。精神医療におけるわが国と諸外国,特にアジアとの比較,インターネットを活用した情報交換について意見が交わされました。
今後の広報活動のあり方としては,市民団体の交流の場における活動の紹介,マスメディアを活用したPR活動,当会案内ブローシュールの訂正の必要性などについて意見が述べられました。当会の活動にご関心,ご意見がおありの方は,どなたでもお気軽に例会にご参加下さい。
なお次回例会は,3月14日(水)午後6時から,会場は高松市男女共同参画センターに変わっておりますので,お間違いのないようにお願いいたします。(K.N.) |
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マインドファーストでは,メンタルヘルスの向上を図る事業をおこなうため,一人でも多くの方のご協力を必要としています。メンバーになっていただける方は,(1)氏名 (2)住所 (3)電話番号 (4)E−メールアドレス(メールでの連絡をご希望の方) (5)正会員,賛助会員,団体会員のいずれかのご希望の旨をご記入の上,事務局へご郵送下さい。随時電話等での入会も受け付けております。 |
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編集後記: マインドファーストが予定している相談事業は家族支援がテーマです。CS連続スーパードラマ「ザ・ソプラノズ」では,マフィアのボスも,家族とマフィアという二つのファミリーの葛藤を抱え,定期的にセラピストのもとを訪れています。(H) |
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