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マインドファースト事務局長 白石裕子 |
今年は,マインドファースト(以下「MF」)にとって本格的活動の始動の年となりました。
まず,四国労働金庫から助成金を得て,市民の方々を対象に「こころの健康セミナー」を開催できましたことは,MFにとっては今後の活動へ大きな励みとなりました。これはMFが掲げているトータルメンタルヘルスという大きな理想に向けての小さな一歩ではありますが,着実な手応えを感じる一歩でもありました。
また,香川県国分寺町の「初期精神病地域支援サービス事業」に対しては,事業企画,一般住民向け冊子「精神病の早期発見と回復のために」の出版,シンポジウムへの講師派遣など,技術面からの協力をおこなうことができました。
さらに,国際交流の一環として,エジプトで開催された第28回世界精神保健連盟世界会議に出席し,MFの活動を紹介するとともに,様々な国々の精神保健の実情を知ることができました。
来年は,以前からの懸案であった相談活動や,他の市民グループとのネットワーク作り,NPOの取得などを予定しています。MFの理念や活動に対するご理解と私たちの活動へのご参加をお待ちしております。
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来年,10月11日から13日の3日間,第4回精神的健康の増進と精神及び行動の障害の予防(The
Promotion of Mental Health and Prevention of Mental and Behavioural Disorders)に関する世界会議が,ノルウェイのオスロで開催されます。一昨年9月,ニュ |
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ージランドのオークランドで開催された第3回会議には,マインドファーストからも4人が出席しました。第4回世界会議は,「生涯における精神的回復力と力強さの進化に向けて」がテーマです。会議には,世界の各地で精神的健康の増進や精神障害の予防に取り組んでいる専門家,学者,権利擁護活動家,ユーザー,諸団体,政策立案者などが集い,3日間にわたり意見交換や活動報告がおこなわれます。(M.H)
ここをクリックすると第一報がご覧になれます。
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月8日(火),香川県立保健医療大学において第17回定例会を開催しました。当会と他の市民団体とのコラボレーションについての意見交換が行われました。活動を推進する上でとりわけ重要な「ネットワークづくり」や「連携」については,「お互いの理解のし方」や「双方の活動にとってプラスになる関係の持ち方」など具体的な方法についての検討がなされました。また,具体的活動の展開に向けては,一人一人の熱意や財源もさることながら,賛同者を広げ,話し合いを重ねて行くプロセスが大切であることを再確認しました。理事会からは,3月の総会開催の案内がありました。(K.N)
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定例会のご案内 |
開催日時:毎月第2火曜日 18:00〜20:30
会 場:香川県立保健医療大学 201号室
香川県木田郡牟礼町大字原281-1
参加方法:非会員の方の参加も歓迎いたします。
会場等の都合で日時を変更する場合がありますので,
あらかじめ事務局へご確認ください。 |
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編集後記:マスコミが,容疑者の精神科医療との接点をどのように取り上げるかが,メンタルヘルスケアを必要としている人たちのスティグマ(偏見)を左右しかねないと,先日の事件報道の余波の大きさを感じております。今年は大変お世話になりました。それでは,皆様どうか良いお年を。(H) |
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