意見:柾
情報の共有,参画,協働ということで,お話をお聴きしていてわれわれが窓口に足を運ぶことの重要性を再認識した。
意見:松岡
障害者の人たちの就業の問題に関して,より深く理解してもらえたらと思う。
質問:花岡
高松市の協働企画提案事業に関して。過去に応募したことがあるが,関連部局が複数にまたがり作業を進める上での困難が少なくなかった。カウンターパートを明確にしてほしい。相変わらずイベント型の事業が採択されやすいという印象を持っている。中長期的に人材育成に取り組む事業を大切にすべきではないか。
〈市長〉
メンタルヘルス対策について,最終的に権限をもっているのは県なので県との協働をしたい気持ちがあるし,もっと権限を市に下ろして欲しいのだが難しい。高松市は中核市ではあるとはいえ,県が主導で行っている事業で,市としての取り組みが難しいのが現状である。
質問:花岡
高松市職員のメンタルヘルス対策について。病気休職の職員や,自殺の事例もあるのではないか。
〈市長〉
高松市職員のメンタルヘルスの問題は大きな問題で,休業する職員もいる。自殺の事例は,ここ最近はないと思うが,何年か前にはあった。霞ヶ関(国家公務員)はもっと深刻で,自分がかつていたときにもメンタルヘルスの問題で休業する職員がいた。公務員のメンタルヘルス問題は深刻だと思うが,地方より国家公務員のほうが深刻かもしれない。
質問:花岡
マインドファーストではファミリーカウンセラー養成講座という講座を開催しているが,現代は家族が支えられるためのシステム作りの必要性が高くなっているように思う。たとえば,幼稚園保育所の保母さんたちに,家族を通して子どもの問題が持ち込まれてくることも多くなっていると思う。そういったときに保母さんたちがどう対応していくか。幼稚園や保育所の職員を対象にした人材育成のプログラムも必要なのではないか。
〈市長〉
ぜひ,協働事業としてプランを提案して欲しい。
質問:浅海
われわれの行っている事業で最も関心のあったものは?
〈市長〉
さまざまな立場の方が幅広く活動に関わっておられるところに関心をもった。
質問:杉山
NPO活動をもっと行政の立場の方にも知ってほしい。高松市職員の研修に,幣法人から講師派遣もできると思う。
〈市長〉
ぜひお願いしたい。
質問:杉岡
調査研究という点で,去年度の自殺者のわずかな現象の要因が明確にはなっていないとのことであったが,そういった面で当法人と市がタイアップしてできそうなものはないか。
〈市長〉
行政だけでは補いきれない部分があるので,ぜひ担当窓口へ企画をもってきていただいて可能であれば協働でやっていくこともできると思う。
マインドファーストからの出席者:
島津,浅海,杉岡,杉山,花岡,花崎,藤澤,柾,松岡
司会:杉山 記録:浅海,杉山