あるいは行政書士に依頼する方法なども検討することで了承された。
第4号議案 居場所つくりについて:東京の「クッキングハウス」に見学に行く計画が承認された。見学に行く上で,経営面,運営面に関してご教授賜りたいことを伝え相手方に承認を得る必要があることが確認された。
第5号議案 特定就職困難者雇用開発助成金について:常勤者の雇用形態として活用できる可能性のある助成金として理事からの情報提供があった。まずは条件を読み込む必要があるとの見解で一致した。
第6号議案 調査研究に関する事項:高松市の協同企画提案事業の募集を市のホームページを確認し,期日を逃さず申請を行うことが承認された。
第7号議案 2013年度地域自殺対策緊急強化基金事業に関する事項:三好理事より,11月11日に自殺対策緊急強化基金の一部として概算要求額の150万円が振り込まれた旨報告あり。普及啓発事業のファクトシートは,担当理事から,現在作成中であるとの報告があった。
第8号議案 島津理事長を「輝く女(ひと)inかがわ」に推薦する件について:どの程度個人情報が掲載されるのか調査し,問題なければマインドファーストより島津理事長を推薦する方向で承認された。
第9号議案 非営利団体向けOffice365について:データの共有等の手段として理事から提案があった。今後詳しい情報をメーリングリストで報告することで了承された。
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編集後記:父「…人間の法律というのも,考えてみると妙なものだな。人間の動きが規則的でなくちゃいけない,予想できるものでなくちゃいけないという考え方がベースにあるわけだ」 娘「人間の動きが予想つかないから,法律を作るんじゃない? 法律を作る人は,予想できるようにしたいのよ」文化人類学者グレゴリー・ベイトソンの『精神の生態学』(佐伯泰樹他訳 思索社)に出てくる父親と娘の対話のひとこまです◆人の行動を予想するために,法律の制定がやむを得ない場合があります。しかし,法律は,できたときから古くなるとも言われます。施行後に法律制定の理念が失われ,運用が劣化していくことが少なくないからです◆1950年,今日の精神保健福祉法の前身である精神衛生法が制定されました。当時の欧米の新しい地域精神衛生思想をとり入れて制定されたものでしたが,精神病者隔離収容法とも呼べるものに変質し,精神病院の増設が進みました。本来は,精神的健康の回復に責任を負っている人たちの行動に輪郭をつけるための法律でしたが,精神を病んだ人々の行動に歪んだ輪郭を与えるための法律として運用されるようになりました。そして,今日もその後遺症を引きずっています◆先に成立した秘密保護に関する法律は,立法過程そのものが古いだけに,運用段階での不安が少なくありません。秘密という「語られない事実」を法律で保護することにより,語られない事実の部分が限りなく増殖していく。そして,さらに「事実でないことが語られる」ようになる懸念が大いにあります◆The situation is under control(状況はコントロールされている)。根拠を示さない楽観主義に対する反応の多くは,“本当にコントロールされているのか”“そんなこと言って大丈夫か”“現状を知らない”などでした。「不合理な命題は,いかに権力を持った者の主張であっても認めない」 これは,明治以来,近代化の中で,私たちが大切にしてきた「真理の感覚」です。(H) |
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