議事の経過の概要及び議決の結果
第1号議案 2014年度高松市男女共同参画市民フェスティバルの運営に関する事項:講演会当日の役割分担,実施後の報告書作成者の確認を次回のファミリーカウンセラー会議で行うことが承認された。
第2号議案 委託契約書に関する事項:事務局より原案で示された,フォークス21所長業務委託契約書については“事業状況報告”を追加すること,ピアサポートライン業務委託契約書並びに電話受理業務委託契約書は原案どおりとすること,また契約日については,電話受理業務委託契約書は平成26年11月30日,その他契約書に関しては平成26年3月31日とすることが承認された。
第3号議案 活動費に関する事項:事務局より活動費の変更の原案が示され,原案どおり個別相談の金額の変更,電話受理,事務局長及びフォークス21所長の活動費の追加が承認された。
第4号議案 相談予約電話の受け付け時間に関する事項:電話受理に関して,現在ホームページに記載している内容をブロシュールについても同様の記載に訂正することが承認された。また,フォークス21のホームページのトップにも受付時間を表示することが承認された。
第5号議案 CSCと個別相談事業の事務担当に関する事項:「家族メンタルサポーセンターフォークス21設置運営規則」第11条に掲げてられている事務員の業務のうち,電話受理担当業務は(1)相談の受理および相談者,又は相談員との連絡調整,(4) 相談業務に関する事務処理及び出納業務の所長への上申,(5)その他フォークス21の運営に必要な事務を行うこと,従って相談室の案内は電話にて電話の受理が行い,それでも困難な場合は最終的に相談室の電話番号を相談者に伝えることが承認された。相談者の安全管理の問題については当会の問題として今後の課題とすることが承認された。
第6号議案 ファミリーカウンセラーの活動のルールづくりに関する事項:「特定非営利活動法人マインドファースト家族精神保健相談員制度規則案」が示され,第6条の相談員認定試験,第4章「研修施設」などについて継続審議を行うことが了承された。
第7号議案 相談料の減免措置に関する事項:指定相談支援事業者の可能性についてファミリーカウンセラー会議においても議論することが承認された。
第8号議案 居場所つくり関する事項:審議未了
第9号議案 調査研究事業「子どもの喪失体験」に関する事項:審議未了
第10号議案 高松市男女共同参画センター市民企画事業に関する事項:同企画事業の日程調整について次回のファミリーカウンセラー会議で意見を聞き,11月中にNPO法人子どもの虐待防止ネットワークかがわの講師との連絡調整をすることが承認された。
第11号議案 2014年度自殺対策緊急基金事業に関する事項:普及啓発事業としてのインターネットによるメンタルチェック「ストレスチェックとストレスマネジメント(仮題)」の実施についてファミリーカウンセラー会議で検討することが承認された。
編集後記:今年の流行語大賞に,「集団的自衛権」と「ダメよ~,ダメダメ」の二つが選ばれました。両方合わせて,「集団的自衛権 ダメよ~,ダメダメ」。「いいじゃないの~」が選ばれなくて安堵しております。これも,私たちの大衆文化の「知」と言えるのでしょう。出遅れたせいもあったのでしょうか,かの「アイデンティティ」は,流行語としては話題になりませんでした。アイデンティティは,自我が他者と出会うとき,はじめてその輪郭が見えてくるとも言われます。E.H.エリクソンの「個人のライフサイクルからみた心理社会的発達課題」では,アイデンティティは,青年期の課題とされています。スコットランド,カタルニア,そして沖縄,いま世界は新たなアイデンティティの季節を迎えつつあるようです。私たちは,いつまでも幼児期の自己愛ステージにとどまってはいられません。(H)