第1号議案 「主たる事務所」の変更に関する事項:主たる事務所は書類の閲覧できる現実的な住所地である必要があることを県の担当課より指摘された。定款第2条に「香川県高松市高松町牟礼町牟礼3720番地238」とある主たる事務所を「高松市西宝町3丁目7‐4」に変更するために,1月26日の19時より臨時総会を開催することが承認された。
第2号議案 技術援助依頼に関する事項:株式会社アド・セイル(香川県高松市本町10番26)からの技術援助依頼があり,2015年1月18日自殺予防シンポジュウムのパネリストに島津理事長が,また,2月から3月にかけて県下3か所で開催されるゲートキーパー養成講座講師に花岡(3/5),浅海,杉岡各理事に依頼することが承認された。また,本養成講座は,いずれも講師2名体制で行ないたい旨アド・セイル側と話を進めることが承認された。
第3号議案 認定NPO法人申請に関する事項:認定NPO法人申請が11月25日付けで受理された。1月6日に現地調査として県の担当者が来所する予定であり,監事に当日の立ち会いを依頼することが承認された。
第4号議案 高松市男女共同参画センター市民企画講座に関する事項:高松市男女共同参画センター市民企画講座の日程調整を12月19日までに講師と行うこと,参加費の徴収はしないことで承認された。
第5号議案 2014年度自殺対策緊急強化基金事業に関する事項: 「ファクトシート」の作成については担当理事が現在準備中であるとの報告があった。「ストレスチェック」に関しては1月中に原稿を作成し,ホームページの作成担当理事に依頼できるよう,ファミリーカウンセラー会議において,作業チームを決め実行することが承認された。
第6号議案 ファミリーカウンセラーの活動のルールづくりに関する事項:「特定非営利活動法人マインドファースト家族精神保健相談員制度規則案」について,第6条の相談認定試験については現行では,面接が当てはまり,第4章の研修施設については,現状ではフォークス21が該当していると花岡理事より説明があり,この案が承認された。施行日を2014年12月8日とすることが承認された。
第7号議案 相談料の減免措置に関する事項:指定相談支援事業者の可能性についてファミリーカウンセラー会議においても議論された。継続審議となる。
第8号議案 居場所つくり関する事項:居場所につくりについて提案があった件は,会員より保留にしてほしいとの申し出があったと藤澤理事より報告がなされた。
第9号議案 2015年度自殺予防関連事業の情報収集に関する事項:2015年1月に県の担当課より情報収集することが承認された。
第10号議案 相談室の安全対策に関する事項:個別相談時に事務担当が相談室で待機することがなくなったことでの安全対策について,今後の状況をファミリーカウンセラー会議で聞き取り,継続審議とすることが承認された。
第11号議案 調査研究事業「子どもの喪失体験」に関する事項:継続審議
編集後記:日本漢字能力検定協会が選んだ今年の漢字の一位は「税」です。税は英語ではtax。Taxには,「負担,重荷」という意味もあります。少子高齢化,人口減少社会に生まれ,思春期・青年期を迎え大人となって行く若者は,taxと喪失という社会環境の中にいます。52.66%。先の第47回衆議院選挙は,戦後最低の投票率を更新しました。20歳代,30歳代が他の年代に比べて低い水準になっています。これも将来深刻な社会問題が起きる何らかの警告として,若者の声に耳を傾け,オープンに話し合っていくことは,大人の役割かと思います。次の世代の生き方と深く関わりがあるという点で,政治が若者と誠実に向き合うことが,極めて重要であることは言うまでもありません。(H)