れる臨時総会の役割分担は当日に行うことが承認された。
第2号議案 2015年度自殺予防対策の県の事業に関する事項:事務局より県の担当課からの連絡を待っている状況の説明がなされた。
第3号議案 相談料の減免措置に関する事項:相談料の減免対象者について,社会階層別,課題別を考慮した原案を花岡理事が作成し,今後,議論を進めることが承認された。
第4号議案 2015年度相談事業の広報に関する事項:新聞広告などのメディアを使って広報をすることの議論がなされ,今後の検討事項とする。また,ブロシュールやPRカードなど,紙媒体による広報は,マインドファーストの事業を1つにまとめたブロシュールを作成し手渡しを優先にするなど,今後,情報伝達の効率性という観点からも,再検討する必要があることが確認された。
第5号議案 居場所づくりに関する事項:1月18日のピアワークスの参加者から,どういう居場所をつくりたいか,どういう事をしたいかを話し合い理事会に報告するとのこと,それを受けて今後議論することが承認された。
第6号議案 ファミリーカウンセラー養成講座に関する事項:2015年度のファミリーカウンセラー養成講座,6回シリーズを開催することが承認された。日程についてはサンポートホール会議室の6月から9月の空き状況を花岡理事が確認,報告し,確定することが承認された。
第7号議案 カウンセラーの交通費に関する事項:現在相談事業においてファミリーカウンセラーに支払われている交通費は駐車場料金のみであるが,市外から本町まで来る場合移動距離や時間もかなりかかっていることから,交通費に関する活動規定を確認し,新たに規定を設けることが承認された。
第8号議案 2015年度の役員改正について:杉岡理事が3月末に県外へ異動することが報告された。また現在理事が8名であり,次回5月の役員改正時に理事の交代を含め,できれば計3名理事を増員することが承認された。
第9号議案 調査研究事業「子どもの喪失体験について」に関する事項:杉岡理事の担当による上記事業に関して,理事交代後の対応について杉岡理事の意向を島津理事長より確認することが承認された。
編集後記:ネットいじめやサイバー・リンチが世界中で問題になっています。21世紀を生き延びるための条件の一つは,ネット上に自分の個人情報が流れることに寛容になれることであるとは,ジャック・アタリが『21世紀の歴史』の中で述べていたと記憶しています。確かに,有名人でなくとも,自分の名前をキーワードに入れて検索してみるとヒットする時代です。ということは,誰でもネット上のどこかで,言われなき誹謗中傷を受けている可能性があるということになります。こうした形で使用されるソーシャルメディアは,「またやっている」「好い加減なことを言っている」と,信憑性が乏しいものと見なされ,やがて信頼性が失われていくことになります。過激で過剰になればなるほど,信用するに足りないpseudo-communication(疑似コミュニケーション)となって行く分野と新たなコミュニケーション手段として純化されていく分野のすみ分けが進むでしょう。こうしたところにも,人類のコミュニケーションの進化の過程があるように思います。(H)