第125回理事会報告
日 時:2015年6月1日(月)19時00分~21時00分
場 所:高松市男女共同参画センター 第7会議室
事務連絡並びに報告に関する事項:省略
議事の経過の概要及び議決の結果
第1号議案 2015年度事業計画および予算案に関する事項:新たな事業として,調査・研究事業に就労コンサルテーション,その他事業に認定特定非営利活動法人取得関連記念事業を加えること,NPO法人子どもの虐待防止ネットワーク・かがわの協力を得て,テーマを「(仮題)次世代家族支援 幼児と若者」にすること,予算案は,電話相談のトレーニング費用として,15,000円を加算し,別紙のとおり承認された。
第2号議案 定款変更に関する事項:定款第37条2(評決権等)「やむ得ない理由のため理事会に出席できない理事は,あらかじめ通知された事項について書面または,電子書面をもって評決することができる」に変更することが承認された。
第3号議案 2015年度役員改正に関する事項:杉岡理事,松岡理事,藤澤理事が今期で退任の意向であること,並びに後任については総会で自薦及び他薦で選出を行なうことが確認された。
第4号議案 2015年度総会に関する事項:当日参加される会員に議長を依頼することが承認された。
第5号議案 活動費規定に関する事項:活動費規定については,旅費宿泊費規程と報償費規定に分けて定め,まず,旅費宿泊費規定を作成し,報償費規定は別に定めることが承認された。
第6号議案 家族精神保健相談員資格制度施行細則に関する事項:家族精神保健相談員の継続の要件として,レポートの提出や面接を入れることが承認され,花岡理事が原案を作成することが承認された。
第7号議案 認定特定非営利活動法人の税務署への登録に関する事項:認定特定非営利活動法人取得に伴い,税務署への登録手続きの確認をすることが承認された。
第8号議案 ホームページに関する事項:認定特定非営利活動法人を取得したことに伴い,税務署への登録が終了次第,ホームページに寄付金の募集のページを作成することが承認された。
第126回理事会報告
日 時:2015年6月22日(月)19時40分~20時30分
場 所:高松市男女共同参画センター 第7会議室
議事の経過の概要及び議決の結果
第1号議案 理事長及び副理事長の選任:定款第14条の4に基づき,理事長及び副理事長の選任が行われ,互選にて,理事長に島津昌代,副理事長に柾美幸,北条明子が選ばれた。
編集後記:E.フッサールなどを中心とした現象学では,学問,科学,文化,芸術,政治などは,自我だけでなく他我,言わば複数の主観の共同化による高次の主観によって成り立つとされます。これは間主観性ないし相互主観性と呼ばれ,個人と個人の主観が出会い,影響を及ぼしあい,共通認識即ち第三の主観性を構築していく過程とされます。これは,カウンセリングにおいても大切な考え方の一つとなっています。行政府の長の議会における「早く質問しろよ」発言は,立法府である国会に対する侮辱というだけでなく,立場や考え方が異なる他者も自分と同じように主観を持つ他者であるという感覚が希薄であるという点で深刻な問題と言えます。絶対君主制とは,国王がさまざまな国家機関や国法によって拘束されることなく意のままに統治する体制のことですが,こうした中では,高次の主観を成立させることは期待できないことは言うまでもありません。(H)