マインドファーストは,メンタルヘルスユーザー,家族,市民一般からなるNPO 法人で,臨床心理士・精神保健福祉士・看護師・保健師・医師及びその他の支援者の協力のもとに,メンタルヘルスの推進と心のケアシステムの充実に向けて活動を行なっています。
マインドファーストは,メンタルヘルスユーザー,家族,市民一般からなるNPO 法人で,臨床心理士・精神保健福祉士・看護師・保健師・医師及びその他の支援者の協力のもとに,メンタルヘルスの推進と心のケアシステムの充実に向けて活動を行なっています。
マインドファースト事務局:
〒760-0032 香川県高松市本町9-3白井ビル403
本誌に関するお問合せは下記へお願いします。
☎ 090-2828-7021
https://www.mindfirst.jp/
マインドファースト
NPO取得10周年記念シンポジウム
ピアサポート
-結論を急がない対話と豊かさ-
【日 時】 2019年2月3日(日)
13:30~16:40(13:00開場)
【会 場】 サンポートホール高松 61会議室
高松市サンポート2-1
【参加費】 無料
【対 象】 どなたでも参加いただけます。
【定 員】 150名
ピアサポートは,苦難を経験し,困難を乗り切ってきた人たちだからこそ,同じような立場にある人たちに対して,役に立つ支援や励ましや希望や助言を与えることができるという信念に基づいています。
メンタルヘルスユーザーをはじめ,地域で孤立した若者,ひきこもりの人たちなど,共通の問題を持つ人たち同士が,お互いを迎え入れ,お互いの存在や体験を認めあい,味わうかのように支えあう。そして,何かを決意し,行動する勇気をたたえあう。ピアサポートには,専門家からは得られない対話の場があります。これこそが「居場所」といえるでしょう。
いま私たちは,心を病んだ人や障害を抱えている人たちなど,これまで私たちが遠ざけてきたものとどう向き合うかが問われています。この遠ざけてきた人たちの対話の中にこそ,私たちの思い込みを排し,私たちのさらなる可能性に気づく豊かさがあるのではないでしょうか。
本シンポジウムはこのような観点に立ち,シンポジスト,参加者と共に「結論を急がない対話」の場を展開してみたいと思います。
https://www.mindfirst.jp/sympo.html
心の病から早く回復するための
プロジェクト募金
ご協力のお願い
私共は,様々な事情で心の健康を損なった人達が,適切な支援を受けて一日も早く健康を回復するための相談の場を設けたり,研修会や予防啓発のための活動を行ったり,心病んだ人達が自ら回復をはかるための活動を支援するといった活動を行っております。
この度,昨年に引き続き「心の病から早く回復する
ためのプロジェクト」と銘打って,香川県共同募金会のテーマ募金に参加することになりました。私共の掲げたテーマ・活動にご賛同くださる皆様方に「寄付」という形で活動へのご支援ご参加をお願いする次第です。
何卒,私どもの活動趣旨へのご理解と活動推進のための経済的なご協力を賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。
あなたのご支援で次のような活動ができます。
ピアサポートは,苦難を経験し,困難を乗り切ってきた人たちだからこそ,同じような立場にある人たちに対して,役立つ支援や励ましや希望や助言を与えることができす。
募金は下記のサイトからお願いいたします。
https://www.mindfirst.jp/tbokin.html
第174回理事会報告
日 時:2018年12月10日(月)
19時00分~21時00分
場 所:マインドファースト事務局オフィス本町
高松市本町9-3白井ビル403
事務連絡および周知事項,報告事項:省略
議事の経過の概要及び議決の結果
第1号議案 ユーザーの居場所作り事業に関すること: 12/2,12/9 14時~16時スタッフ2名,参加者2名にて居場所を開催した。参加者より議題の提案があるなど居場所作りに繋がっている。課題は女性スタッフ育成と開催場所の確保で,仏生山の空き家は売り物件のみで貸しはないことや市中心部での開催希望も有るので,今後も検討していきたい。
第2号議案 NPO法人認証取得10周年記念シンポジウムに関すること:①2月3日(日)開催のシンポジウムのシンポジストに県知事の出席を依頼するため11月29日花房,山奥両氏にて県庁を訪問し,香川県健康福祉部障害福祉課担当者(三浦,渡邊)と面談した。知事の参加が難しい場合は,ビデオレターでの参加か知事直筆文章での参加をお願いしたが,担当者からは他団体とのバランスが有り難しいこと,事務担当課よりシンポジストを派遣するのが通例であるとの返事であった。知事への依頼結果は,担当者よりマインドファーストにメール頂く事となった。②メインテーマ:「急がば回れ-結論を急がない対話と豊かさ-」は「急ぐ」が二度出てきて同語反復の感がある。テーマを「-ピアサポート-結論を急がない対話と豊かさ-」に変更することについてはピアサポートが前面に出てシンポジウムの趣旨も伝わると意見が一致した。③シンポジストについて,おへんろの駅こくぶから内海義夫氏・久保晶代氏,マインドファーストから岡本幸子氏,竜雲メンタルクリニックPSW山下紀子氏の承諾を得た。グループホームネット香川は交渉中。
第3号議案 平成30年度香川県地域自殺対策強化事業に関すること:ホームページを見ておどりばに参加者があった。
第4号議案 テーマ募金に関すること:①完成したチラシは12月29日(土)10時~発送準備作業予定でリストの確認を依頼中。②「心の病から早く回復するためのプロジェクト募金の振込用紙に寄附金募集趣意書を添付して郵送する。③募金の目標募金額は50万円。精神的健康を損なった人々が,早期に適切な支援にアクセスし,心の病から速やかに回復できるために,心の病や社会的引きこもりから早く回復するための啓発キャンペーン活動と問題を抱えた人たちやその関係者に対して,居場所を提供し,家庭訪問を含めた早期の相談支援活動を行う事を目的とする。
第5号議案 ピアサポート活動のファクトシートとブロシュールの作成に関すること:作成するブロシュールの案についてはファミリーカウンセラー会議で検討するので意見があれば花岡理事へ連絡してほしい
第6号議案 1月の理事会に関すること:1月14日第2月曜日は祝日につき,1月7日(月)に開催することで了承された。
編集後記:来年は,平成最後の年を迎えるに当たり,平成とは昭和のツケの清算の時代であったという見方もされています。昭和は,経済至上主義の中で隔離収容型の精神科病院の増設が行われた時代でもありました。この分野は,いまだに清算が終わっているとは言えません。古いジャパニーズ・スタンダードを排し,新たな社会関係資本を構築していくことが求められています。権力者や専門家の知の体系や言説に左右されるのではなく,当事者性を持った人たちが,仲間意識(ピア)でつながっていく。対等で開かれた「対話」を通して新たな気づきが生まれる。そんな時代にして行きたいと思っています。(H.)