・子どもの世話を援助する:うつ病の人に子どもがいるときは,子どもの世話をするために援助が必要です。学校の送迎,宿題の手助け,地域活動への参加,読み聞かせ,食事や基本的欲求の充足などがあげられます。
・日々の規則的活動の支援:うつ病になる前にやっていた活動を続けるようにすすめてみましょう。テニスをやっていた人であれば,ついて行くからプレーをしてみないかと提案してみても良いでしょう。毎週2人で映画に行っていたのなら,それも続けてみましょう。職場復帰についても手伝えることはあります。ただ,当人にその気がないときは無理強いをしないで,現状の生活を維持することも大切です。
あなた自身のサポートを大切に:大切な人のうつ病を支えることは,やりがいがあることですが,なかなか骨が折れることでもあります。一人で抱え込まず,他のうつ病の家族や地域のサポートグループと連携を取って行きましょう。
・うつ病についてさらに理解を深める:うつ病の人がなぜそうした言動をとるのか知っておきましょう。これは人と病気を区別するために大切なことです。当人があなたに対してとる言動が,あなたという人物に向けられたものではないことが分かるはずです。
・自分を第一に考える:気がとがめるかもしれませんが,自分の家族の面倒を見るためには,まず自分自身の楽しみの時間を持つことが大切です。
・気晴らしをする:家族から離れてリラックスできる時間を持ちましょう。スポーツ,友だちとの付きあい,音楽鑑賞,散歩などが考えられます。
・誰かに自分の気持ちを聞いてもらう:うつ病の人とともに暮らし,世話をしていると,あなた自身他の人とは違うのではないかと孤独感を覚えるようになります。特に同じような境遇の人に話をすることは大きな助けになります。(Depression: What You Know Can Help You, Helping Someone You know Depression, 2010 WFMHから要訳 花岡正憲)
日時:2010年4月12日(月)午後6時30分〜9時00分
場所:高松市男女共同参画センター 第1会議室
議事の経過の概要
事務連絡および報告:省略
第1号議案 2010年度ファミリーカウンセラー養成講座・基礎コースに関する事項:4月9日の募集締切前に定員を越える申し込みがあり,受講申込者の確定作業が行われた。
第2号議案 2010年度事業計画及び総会の準備に関する事項: 2009年度収支決算報告並びに2010年度収支予算案作成に必要な基礎資料を次回理事会までに準備することで了承された。
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編集後記: このところの寒さは「北極振動」によるものと知りました。4月から暖房が止まった会議室で,2010年度総会と5月9日からスタートするファミリーカウンセラー養成講座に向けて,季節はずれの寒さに耐えながら準備に追われる日々です。(H) |
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