組みにさいしては,企画と運営両面から関係者のきめ細かい工夫と配慮が求められる。
本来,メンタルヘルスとは,心のケア,予防,そして精神的健康づくりなど,広がりのある活動である。疾病対策や自殺対策に特化するのではなく,ストレスコーピング,セルフコントロール,自己嫌悪・怒り・衝動・攻撃性・暴力などのマネジメント,喪失とグリーフワーク,情緒的・精神的危機への対処,さらに,育児,夫婦,家族関係に関すること,ライフサイクルから見た心理社会的発達課題,健康規範(healthy norm)など,人々のメンタルヘルスリテラシーの向上を図るために,幅広いテーマを取り上げることが期待されている。
日時:2010年11月8日(月)午後6時30分〜9時00分
場所:高松市男女共同参画センター 第1会議室
議事の経過の概要
事務連絡および報告に関する事項:省略
第1号議案 2011年度事業計画に関する事項:2010年度事業計画をもとに,下記の事業について審議された。
(1)ファミリーカウンセラー養成講座(教育研修事業):2011年度も開催する。会場については,今年度同様サンポート会議室使用。予約確定済み。
(2)ピアグループワーク(相談事業):継続事業とする。現在は定例会をピアグループワークの足掛かりとして開催しているが,2011年度は定例会を教育研修事業として枠組みを取る。
(3)香川県地域自殺対策緊急強化基金事業:対面型相談事業とサバイビングを継続事業として,助成金の交付申請を行なう。
(4)うつ病に関する冊子の出版に向けて取り組む。
第2号議案 活動拠点の確保に関する事項:香川県地域自殺対策緊急強化基金事業の対面型相談事業について,県側に次年度概算要求の予算として,週5日の活動経費を計上している。新たな物件を探し,活動拠点とすることを考えていく必要がある。
第3号議案 マインドファースト家族精神保健相談員認定規則の改正に関する事項:規則改正を具体的にどのようにすすめていくかについて提議があった。ファミリーカウンセラーとの名称との整合性,資格の要件など,改正案を担当理事が作成し,検討作業をすすめていくことで承認された。
第4号議案 その他
(1)公立保健医療大学学生との交流会について:12月19日(日)10:30から予定。最終調整は担当理事と大学側指導教官との間で進めて行く。
(2)2011年度ファミリーカウンセラー養成講座について:タイムスケジュール,講師,役割分担について検討をすすめる。
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編集後記:時間的拘束と人間関係における契約の中に身をおいてみることで,はじめて生きることの意味を感じられるようになるのではないかと思うことがあります。このところ,社会的ひきこもりの若者との関わりをとおして,そんなことを感じております。(H) |
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