9月23日と10月7日の両日,マインドファースト家族精神保健相談員資格認定規則に基づき,ファミリーカウンセラー資格認定面接が行われました。その結果,今回は,新たに5名がファミリーカウンセラーとして認定されました。すでに活動に従事している者とあわせ,これでマインドファーストの認定ファミリーカウンセラーは18名になります。
マインドファーストでは,相談部門「フォークス21」における相談事業をはじめ,技術援助や普及啓発事業の充実と,2010年度から県の基金事業として取り組んでいる自殺対策事業を地域に根づかせて行くことが,喫緊の課題となっております。
今日,精神及び行動の障害を有する人たちとその家族のニードにそって支援活動を行なえる人材の育成と確保が欠かせません。11月4日には,新しいメンバーも加わり合同ファミリーカウンセラー会議が開催されます。法人のミッションを共有する中で,カウンセラー一人ひとりに求められる役割を再確認する機会にしたいと考えております。
週末に睡眠をむさぼっても,仕事のあるウィークデイは,いずれにしても疲れを感じやすいという生物学的な理由もあるとされている。スマートフォン,タブレット型コンピューター,電子書籍などの青い画面が好ましくないと言う。特に,寝る前の2時間,それに向かっているのは良くないとされる。暗いところで何時間かいると脳の松果体で作られるホルモン,メラトニンの分泌を抑制し,脳を昼間だと錯覚させ,目が冴えてしまう。
ハーバード大学スティーブン・ロッカリー准教授は,高輝度のLEDのもとでは,脳が活性化され眠り難くなるという。ベッドで携帯を操作するとその夜の睡眠の質に影響し,翌日は疲れやすくなる。青色の光は,覚醒効果があるため,体内時計が後へずれるために,睡眠パターンも後へずれ,朝の目覚まし時計が,いつもより早く鳴ったように感じることがあると言う。
しかし,朝寝坊と青色の光だけが不眠の原因ではない。年齢,環境,食事も関係がある。睡眠障害は,不安とかうつ,食べ物や飲み物,熱すぎる部屋などとも関係がある。
6時間以下の睡眠は,高血圧,脳卒中,糖尿病,心臓病などの危険性を高める。2012年8月には,スウェーデンにおける研究で,グレリンという食欲増進ホルモンと睡眠障害との関係が明らかになっている。これは,特に女性の肥満の原因になると言われている。
睡眠障害は,心理面での影響も少なくなく,1時間睡眠が少なかった日は,IQ得点が落ちたり,グラス一杯のワインを飲んだときと同じぐらい精神機能が低下したりするとも言われる。睡眠障害は,免疫機構を低下させ感染への抵抗力が低下し,代謝へも影響があり老化を促進する。
今日,多くの人が睡眠障害に関心があり,「睡眠産業」が巨大化し,睡眠の正常化のための数々の製品や機材が市場に出回っている。世界的には,睡眠の経済市場は,310億ドル(約2兆5千億円)を占める。自分で解決するために情報を取ろうとする人も多く,グーグルでは,「睡眠方法」の検索件数は,5億7千万件